45歳~50歳代管理職が率先して先頭を走るチームは盤石である
リーゼント刑事(デカ)に見る究極のチームとは?

45歳~50歳代管理職が率先して先頭を走るチームは盤石である リーゼント刑事(デカ)に見る究極のチームとは?

あなたの会社のチーム編成は、どのようになっていますか?

45~50代の熟練世代が豊富な経験と知見をもとに率先して若手を引っ張っている、そんな組織ならまさにすばらしい理想の組織の姿といえるでしょう。 
このようなチームなら会社の宝です。 
どんどん増やし、会社を輝かせていきましょう。 

しかしながら、現実ではこのような組織ばかりではありません。 
一般的に多く見られる実質は、30代前半の主任レベル~40代前半の課長レベルがチームの中心となり売上推進を担っている、といったところではないでしょうか。 

そのチームの中で45~50歳代(管理職レベル)の社員は何もせず遊んでいる…わけではもちろんありません。ただ、 

  • ・あまり目立たない 
  • ・例年通り、可も不可もない行動しか取らない 
  • ・変化が見られない、同じ状態が続いている 

このような働き方をしている管理職なのかもしれません。 

管理職はどのような姿であるべきか? 

あなたの組織が一段、二段と飛躍するためには、この管理職世代こそがキーポイントになるのです。 

45歳~50歳代管理職こそ先頭を走ってもらわなくては困るワケ 

今一度、管理職がやるべき仕事をおおまかに見てみましょう。 

  1. (1)営業戦略(ストーリー作り、成功までのプロデュース、到達目標の決定及び達成) 
  2. (2)自ら先頭となって指揮をとるトップセールス 
  3. (3)チームマネジメント 
  4. (4)ビジネスユニット経営 
  5. (5)ピンチにおける問題解決 

自身のチームを振り返ってみて、これらの「やるべき仕事」はいくつ遂行できているでしょうか?本記事をご覧になっている皆さんですから、おそらくどこかに不安要素があるのではありませんか? 

例えば、 

  • ・(1)ばかりの動きとなり、仕事をしているふりとなっている 
  • ・率先した自発的な動き(2)がおろそかとなっている、若手任せ
  • ・社内マネジメントは、はっぱをかけること一辺倒になっている 
  • ・BU経営といいつつ、(1)しか出来ていない 
  • ・いざという時、存在感を感じさせる動きが出来ていない 

というようなことが挙げられます。 

今まではこのような「なんとなくの仕事」でも目標を達成し利益が出ていたかもしれません。 
しかし、それは良かった時代の流れに乗っているだけで、「たまたま」です。 

今後、景気が悪化し、厳しい時代に直面したとき、「なんとなくの仕事」で今までと同じ利益を掴むことはできません。 

管理職の怠慢により利益が取れずチームの情勢が下降に陥ると、それまでは休むことなく頑張ってきた30代前半から40代前半のメンバーはすぐに管理職に対して不信感を持つようになります。 
統率力は失われ、「高給取りで仕事はできないダメ管理職」というレッテルを貼られ、嫌な風潮が蔓延していきます。 

この蔓延は、恐ろしいほど速いスピードでやってきます。 

チームの危機が、まさに現実となる瞬間です。 

“ 存在価値無しという雰囲気 ” → 若手にとって代わられる 

このような危機を招かない為にも、管理職には今すぐ自ら動いてもらわなければ困ります。 

給与が高いばかりで課題が多い管理職よりも、 

  • ・給料水準がそれなりで、全体的にみても適正
  • ・当事者意識を常に抱き、意欲が旺盛
  • ・フットワークが軽い
  • ・新しい取り組みに積極的
  • ・ITへの順応性に優れている
  • ・基礎学力も高い 

これらの見込みがある若手世代。 

このような優秀な若手が入社し、その人材が成長してきたら… 
組織・チームはどうなりますか? 

管理職は、組織・チームから「退場」してもらおう。 
そう結論が出ても、まったくおかしい話ではないのです。 

残念ではあるが、公務員ではないことを再認識する必要がある 

さて、経営者のあなたから見て、その問題の管理職は今の管理職としての能力が低くても、長く会社に勤めてくれている人材です。 

「できることなら人柄や昔の栄光・貢献を評価して、いつまでも高給・高役職で雇い続けてあげたい」 

こう考えてしまう人もいることでしょう。 

しかし会社のためを思うならば、現実的に思考を変えましょう。 
国内の企業の99.7%は「中小零細企業」といわれています。つまり、国内企業のほぼすべてが中小零細なわけです。 
今の時代、このような雇い方が持続可能であるのは公務員だけです。 

世知辛い現実ではありますが、経営者は一段高所から改めて現実を直視し、時代の変化に対応していかなければなりません。 

究極の組織が目指すところ…リーゼント刑事(デカ)に見る究極のチーム 

やはり45歳~50歳代管理職が率先して先頭を走るチームは盤石です。 
企業には、いろいろな形があります。多様な良い面・悪い面があります。 
しかし日々成長していかなければ、生き残ることはできません。必ず時代に淘汰されてしまいます。 

一つの例ではありますが、「リーゼント刑事(デカ)」と呼ばれる管理職捜査官が、 今年の3月に徳島県警を退職されました。テレビでたびたび取り上げられて話題になっていましたから、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。 

その「リーゼント刑事(デカ)」ですが、  

  • ・面白くてインパクトある名前 
  • ・印象的なリーゼントがビジュアル的に強烈だから 

ということだけで、話題となったのではありません。 

資質に優れてはいるが海千山千の部下や職人気質で素直に言うことを聞かない部下たちをうまくマネジメントしながら、優秀な捜査官の裏をかこうとする犯罪者を追い詰め続け、永年にわたり困難を極める難事件を解決してきた…というような、一丸となったチーム力の卓越した姿に視聴者が釘付けとなり、多くの人の心を打ったのです。 

これはまさしく、 
管理職のやるべき仕事 

  1. (1)営業戦略(ストーリー作り、成功までのプロデュース、到達目標の決定及び達成) 
  2. (2)自ら先頭となって指揮をとるトップセールス 
  3. (3)チームマネジメント 
  4. (4)ビジネスユニット経営 
  5. (5)ピンチにおける問題解決 

を実践し続けた結果といえます。 

管理職が、“率先して先頭を走るチームは盤石” であることを地でいっているといえます。 

企業の経営者は、このような組織づくりを目指してほしいと思います。 

社労士は 50歳以上管理職に関する処遇・課題 を解決します。 

社員処遇に関わる知見に溢れた社労士は、このような問題・課題を解決に導きます。 

今すぐ、頭の痛いことから解放されませんか
社労士がお力になります